ぎょうせいいいんかい【行政委員会】
行政機関の一。政治的中立性を必要とする行政を推進するため、一般行政機構から独立して設置される合議制の機関。訴訟の判断などの準司法的権能、規則制定などの準立法的権能を有するものが多い。 [補説]国の機関として人事院(内閣所轄)、公正取引委員会・国家公安委員会・特定個人情報保護委員会(内閣府)、公害等調整委員会(総務省)、公安審査委員会(法務省)、中央労働委員会(厚生労働省)、運輸安全委員会(国土交通省)、原子力規制委員会(環境省)があり、地方公共団体の機関として教育委員会・選挙管理委員会(都道府県と市町村)、人事委員会または公平委員会(都道府県と指定都市等)、公安委員会・労働委員会・収用委員会・海区漁業調整委員会・内水面漁場管理委員会(都道府県のみ)、農業委員会・固定資産評価審査委員会(市町村のみ)がある。
ぎょうせいかいかく【行政改革】
国や地方公共団体の行政機関の組織や機能を改革すること。主に、財政の悪化や社会の変化に対応して、組織の簡素合理化、事務の効率化、職員数や給与の適正化などの形で行われる。行革。
ぎょうせいかいぼう【行政解剖】
行政上の見地から、感染症・中毒・災害などで死亡した疑いのある死体について、死因確認のために監察医が行う解剖。→司法解剖
出典:青空文庫
・・・国家の行政のために死ぬる。文化のために死ぬる。 襟は遺言をもって・・・ 著:ディモフオシップ 訳:森鴎外「襟」
・・・東京の行政区劃だけは脱け出しても東京の匂いはなかなか脱けない。そ・・・ 寺田寅彦「異質触媒作用」
・・・国郡のごとき行政区画のできるはるかに前から、火山の名が存し、それ・・・ 寺田寅彦「火山の名について」