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  1. 詩歌を声に出してうたうこと。吟じること。

  1. 詩歌を作ること。また、その詩歌。「車中の—」

  1. 漢詩古詩一体調子悲痛で沈んだもの。「白頭—」「江上—」

  1. 謡曲で、声の出し方の強弱。「つよ—」

  1. (ふつう「ギン」と書く)義太夫節の語り方を示す文字譜の一。三味線の三の糸の嬰 (えい) ヘ音を中心とした旋律

  1. 銅族元素の一。金と並び称される貴金属。単体白色で金属光沢がある。電気・熱の伝導性は金属中最大で、展延性は金に次いで大きく、厚さ0.15マイクロメートルの箔 (はく) にすることが可能硝酸および熱硫酸に溶け、硫黄硫化水素黒変する。自然銀・輝銀鉱などとして産出。装飾品・貨幣・感光材料などに使用記号Ag 原子番号47。原子量107.9。しろがね。

  1. 銀貨。また、貨幣。「—10枚」

    1. 「小判走れば—が飛ぶ」〈浄・博多小女郎

  1. ぎんいろ。「—の世界

  1. 将棋の駒で、銀将

  1. 銀メダル

  1. 銀ギセルなど1で作ったものの略称

    1. 「藁 (わら) つ火へ—を突っ込む田舎道」〈柳多留・九〉

[補説]書名別項。→

木下利玄の第1歌集大正3年(1914)刊。

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2023年11月