1. 官庁。役所の建物官衙 (かんが) 。くげ。

  1. 公のもの。諸官庁の用度品。くげ。

  1. 表向き。晴れの場所公儀

    1. 述懐は私事 (わたくしごと) 、弓矢の道は—の義」〈太平記・一九〉

  1. 世間。人なか。人前 (ひとまえ) 。

    1. 何事が起こった。こりゃここは—ぢゃぞ」〈浄・生玉心中

  1. 苦界 (くがい) 2」に同じ。

    1. 子細ありて郭中へ還 (かへ) り、二たび—を勤めけるが」〈色道大鏡・九〉

  1. 《「苦海」から》苦しみの多い世界。生死を繰り返して流転するこの世。人間界。

  1. 遊女のつらい境遇。公界 (くがい) 。「—に身を沈める」

出典:青空文庫

goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典(国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など)と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。

検索ランキング

2023年12月