けいあんぐち【桂庵口】
双方に気に入るように言葉巧みに言うこと。仲人口 (なこうどぐち) 。桂庵言葉。「お花三文、嘘八百、—の口入所は縁談の世話」〈滑・浮世床・初〉
けいあんたいへいき【慶安太平記】
慶安の変を題材にした実録本・講談・歌舞伎などの題名または通称。歌舞伎狂言「樟紀流花見幕張 (くすのきりゅうはなみのまくばり) 」の別名題。
けいあんのおふれがき【慶安御触書】
慶安2年(1649)江戸幕府が公布した触れ書き。全32か条と奥書よりなる。年貢の確保をめざし、農民統治のため日常生活をこまかく規制したもの。
けいあんのへん【慶安の変】
慶安4年(1651)由井正雪・丸橋忠弥らを首謀者とする浪人の反乱計画。未然に発覚し、正雪は自刃、一味は捕らえられた。慶安事件。