[名・形動]《「鬆」は、ゆるい、粗いの意》軽くて質が粗く、さらさらしていること。また、そのさま。けいそう。
  • 「—な土を空に捲いた」〈長塚

刑罰恩賞

  1. 風景がすぐれていること。また、その土地景勝。「—の地」

  1. 敵を防ぐのに都合のよい地勢・地形。要害。

    1. 「砲隊が—の地を占めて陣地を布 (し) いている」〈漱石吾輩は猫である

  1. 表に現れているかたち。姿。形態

  1. 感覚でとらえたものや心に浮かぶ観念などを具象化すること。イメージ。

風や霜にあっても弱らない強い松。忠義臣下にたとえる。

《「奎」は文章をつかさどる星座の名》天子自らが書いた文書。また、転じて、文章。

公卿 (くぎょう) 」に同じ。

「昔より—の位に昇る者の頸、大路を渡さるる事先例なし」〈平家・一〇〉

彫漆 (ちょうしつ) の一。地は黄漆、表面は黒漆で彫り目に赤い筋が1本または2本あるもの。

法会で、読経に先だってその趣旨を申し述べ、仏・菩薩 (ぼさつ) を招くこと。

[名](スル)謹んでうけたまわること。拝承
  1. 人名や官職名などの下につけて、または単独に用いて、その人に対する敬意を表す語。「様」「先生」「閣下」など。

  1. 相手または相手方の事物について、敬意を表す言い方。「あなた」を「貴兄」、「相手原稿」を「玉稿」という類。

景色のすぐれていること。また、その土地形勝。「—地」

  1. 景色。景色のおもむき。

  1. 物事のありさま。現象

    1. 「その—比するにものなし」〈総生寛・西洋道中膝栗毛

症状が軽いこと。⇔重症

軽いけが。⇔重傷

[名](スル)前代の人の身分仕事財産などを受け継ぐこと。承継。「伝統芸能を—する」
  1. 火災洪水などの、警戒を促すために鳴らす鐘。「—を打ち鳴らす」

  1. 危険予告し、警戒を促すもの。警告。「現代社会への—」

にわとりが早暁に時を告げること。鶏鳴

「—に茅店 (ぼうてん) の月を抹過し」〈太平記・四〉

[名・形動]

  1. 数量程度価値などがわずかであること。また、そのさま。「—な被害ですむ」

  1. 簡単なこと。重大でないこと。また、そのさま。簡略

    1. 「あの坊さんの御経があまり—だった様で御座いますね」〈漱石吾輩は猫である

[派生]けいしょうさ[名]
[名・形動]身軽ですばやいこと。また、そのさま。「—な動き」

出典:青空文庫

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