《うやまい謹んで申し上げるの意》手紙願文 (がんもん) などの末尾に用いる語。「謹啓」と対応する。敬具。「亭主—」

[補説]古くは「けいびゃく」といった。

[名・形動]

  1. 言葉や態度が軽々しくて、思慮の深さや誠実さが感じられないこと。また、そのさま。「流行にとびつく—な男」「—な口調

  1. 人の機嫌をとること。また、その言葉。おせじ。ついしょう。

    1. 「なにも、姉御の前だからとて—を云うではありませぬが」〈露伴五重塔

  1. 物が軽くて、うすいこと。また、そのさま。

    1. 金石重厚なり、羽毛は—なるが故に」〈暦象新書・中〉

[派生]けいはくさ[名]

出典:青空文庫

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