和装で、女性が腰巻の上に重ねてつける布。裾よけ。

[副]

  1. 物事確信をもって推定する意を表す。まさしく。たしかに。思うに。「—その通りであろう」

  1. (あとに推量意味を表す語を伴って)もしかすると。あるいは。

    1. 「百 (もも) 足らず八十隅坂 (やそくまさか) に手向けせば過ぎにし人に—逢はむかも」〈・四二七〉

  1. (あとに仮定意味を表す語を伴って)万が一。もしも。ひょっとして。

    1. 「わが背子し—まからば白妙の袖を振らさね見つつしのはむ」〈・三七二五〉

  1. おおよそ。大略。多く、漢文訓読文や和漢混淆文などに用いる。

    1. 「よって勧進修行の趣、—もって斯 (か) くの如し」〈平家・五〉

出典:青空文庫

goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典(国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など)と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。