1. 仏語。

    1. ㋐仏・菩薩 (ぼさつ) が世の人を救うために手をさしのべて縁を結ぶこと。けつえん。

    2. ㋑世の人が仏法と縁を結ぶこと。仏法に触れることによって未来成仏得道の可能性を得ること。けつえん。

  1. 関係ができること。特に親類になること。けつえん。

    1. 「御両家の—の為にこそ御加勢もいたしつれ」〈蘆花不如帰

[形動ナリ]著しいさま。目立つさま。けつえん。

けつえん(血縁)」に同じ。

「なまめかしきうちしも、—に思はむぞ、あやしき心なるや」〈堤・虫めづる姫君

出典:青空文庫

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