[名](スル)仏語。自己に本来備わっている本性を見究めること。禅宗用語
  • 「私が三年前夢中になって坐って—した所なのです」〈森田草平煤煙

けんぞ(見証)」に同じ。

双六 (すぐろく) を打ち合ひけり…傍らに—する者ども」〈今昔・一六・三七〉

制服・礼服などの肩につけて官職階級などを示すしるし。かたじるし。

戦場で、敵弾から砲手砲車を守るために築く土の囲い。

[名](スル)二つ以上職務を兼ね行うこと。兼務。「製造販売の二部門を—する」

刀鍛冶 (かたなかじ) 。刀匠

[名](スル)
  1. 実際物事に当たって調べ、仮説などを証明すること。「理論の正しさを—する」

  1. 裁判官捜査機関が、直接現場の状況や人・物を観察して証拠調べをすること。「現場—」「実地—」

腱を包んでいる鞘 (さや) 状の結合組織。中に潤滑液があって腱の滑りをよくしている。

  1. 重要で根本的なことを定めた取り決め。特に、基本的な方針施策などをうたった宣言書や協約。「国連—」「児童—」

  1. 憲法の規則典章

書物表装に使う薄い絹。また、書物・書籍。

賢明な大臣。賢宰。

かしこく、すぐれた将軍

相手に対してへりくだった言い方。謙遜した言い回し。「小生」「豚児」など。また、謙譲語と同義にも用いる。

仏語。正しい仏の道理をあらわし示すこと。「破邪—」

[名](スル)隠れた善行功績などを広く知らせること。広く世間に知らせて表彰すること。「長年の功労を—する」「—記念碑」

もと、陸軍副官・週番士官などが右肩から斜めに掛けた帯状の記章

  1. すぐれた作品、クイズの正解者、また、捜し物を見つけ出した人などに与えるという条件で、賞金賞品をかけること。また、その賞金賞品。「—がつく」「—に当たる」「—小説

  1. 相撲で、企業などが、主に幕内力士の取組にかける賞金。1本が6万2000円(平成30年現在)。「大相撲夏場所千秋楽に132本の—がかけられる」

[名・形動]健康元気なこと。また、そのさま。すこやか。多く手紙文で、「ご健勝」の形で用いる。「ご—のことと存じます」
[名・形動ナリ]《「けんそう」とも》あらわで、人目につくこと。また、そのさま。
  • 「有り明けの月いみじく明かかりければ、—にこそありけれ、いかがすべからむ、と」〈大鏡・花山院〉

出典:青空文庫

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