《「けんしょ」とも》

  1. 見物席。観客席。また、見物人。主に能楽でいう。

  1. 芸の上で悟りえたところ。芸のみどころ。

    1. 「目利きの見出だす—にあるべし」〈花鏡

  1. 見地。立場。

    1. 「親句、疎句の—をはなれ侍るべしとなり」〈ささめごと

けんぞ(見証)」に同じ。

「越前房といふ僧きたりて—すとて」〈著聞集・一六〉

[名](スル)
  1. 巻くこととのばすこと。縮むこととのび広がること。伸縮

    1. 「われは大雲の—するを望みつつ」〈藤村・雲〉

  1. 退くことと進み出ること。進退。

    1. 「—一己 (いっき) に非ず」〈性霊集・一〉

賢い女。利口な女。

出典:青空文庫

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