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辞書
１ 身分の低い者。
「広く此の人間世界を見渡すに…貴人もあり、—もありて」〈福沢・学問のすゝめ〉
２ 平安時代以後、荘官や地頭などに隷属して雑役に従事した者。売買・質入れ・譲渡の対象となった。雑人。
３ 江戸時代、年季奉公人のこと。
外官 (げかん) に任じること。また、外官のこと。
出典：デジタル大辞泉（小学館）
げにんのそう【外任の奏】
平安時代、元日・白馬 (あおうま) などの節会 (せちえ) に列席させる外官の名簿を奏上すること。
出典：青空文庫
･･･方の事である。一人の下人が、羅生門の下で雨やみを待っていた。 広･･･ 芥川竜之介「羅生門」
･･･の旅人と見えて、伴の下人に荷を負わせた虫の垂衣の女が一人、市女笠･･･ 芥川竜之介「竜」
･･･立てば、座ったものを下人と心得る、すなわち頤の下に人間はない気な･･･ 泉鏡花「木の子説法」
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外任
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