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辞書
《2が原義》
１ 建物・住居の主要な出入り口。「正面—」
２ 禅宗で、玄妙な道に入る関門。転じて、禅寺の方丈への入り口。
３ 寺の書院の入り口や公家の車寄せ、また、武家の入り口の式台のある所。
４ 江戸時代、名主宅のこと。玄関を構えることを許されたのでいう。
１ 先のことを見通す心の働き。
２ 神仏が、人の行動を照らし見ていること。
「海内の吉凶その—に依らずと云ふ事なし」〈太平記・一八〉
《古くは「けんかん」とも》「管弦 (かんげん) 」に同じ。
現在ついている官職。
写真現像で、感光材料を減感剤で処理して感光膜の感度を低下させること。
非常にきびしい寒さ。極寒 (ごっかん) 。《季 冬》「—や夜の間を萎えし草の花／久女」
出典：デジタル大辞泉（小学館）
玄関を張る
玄関の構えだけをりっぱにする。転じて、外観を飾る。みえを張る。
げんかんさき【玄関先】
玄関の前。玄関のあたり。
げんかんし【玄関子】
⇒玄関番
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出典：青空文庫
･･･ある日彼は蘭袋の家の玄関で、やはり薬を貰いに来ている一人の仲間と･･･ 芥川竜之介「或敵打の話」
･･･追われるように社宅の玄関へ躍り出た。それからほんの一瞬間、玄関の･･･ 芥川竜之介「馬の脚」
･･･く道路を照していた。玄関を這入ると雇人だけが留守していた。彼等は･･･ 有島武郎「小さき者へ」
厳寒
弦管
減感
玄鑒
現官
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