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辞書
まぼろしのように、はかない人の世。人世。
ツチハンミョウ科の昆虫で、特に薬用にされる中国産のキオビゲンセイやヨーロッパ産のミドリゲンセイのこと。成虫は毒性の強いカンタリジンを含み、漢方では利尿剤、また、できもののうみ出しに使う発泡剤の原料とされる。
生物がもとのままの状態で、進化も変化もしないこと。
１ ⇒げんせ（現世）
２ 完新世 (かんしんせい) のこと。地質時代としては現代なのでいう。
現在行われている制度。
結婚などにより姓が変わった人の、現在の姓。⇔旧姓。
現在の勢力・情勢。「世界の—」
⇒げんしょう（減省）
出典：デジタル大辞泉（小学館）
げんせいだい【原生代】
地質時代の区分の一。先カンブリア時代を三分したもっとも新しい時代。地層は変成や褶曲 (しゅうきょく) の程度が弱い。藍藻類の光合成により大気中に酸素が増え、真核生物および多細胞生物が誕生した。
げんせいちゅうりつ【厳正中立】
［名・形動］どちらへも偏らないで、きびしく中立の立場を守ること。
げんせいどうぶつ【原生動物】
動物界の一門。体は1個の細胞からなり、分裂・出芽などによって増殖する。鞭毛虫類（ミドリムシ）・肉質類（アメーバ）・胞子虫類（マラリア病原虫）・繊毛虫類（ゾウリムシ）に分けられる。原虫。
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出典：青空文庫
･･･嗔恚を起すようでは、現世利益はともかくも、後生往生は覚束ないもの･･･ 芥川竜之介「俊寛」
･･･同時に又現世を地獄にする或意志の一例にも違いなかった。しかし、―･･･ 芥川竜之介「歯車」
･･･ この血だらけの魚の現世の状に似ず、梅雨の日暮の森に掛って、青瑪･･･ 泉鏡花「貝の穴に河童の居る事」
原生
厳正
現世
現制
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