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辞書
《「孔」は打ち抜けたあな、「穴」は底のあるあなの意》あな。すきま。
皇居の門。転じて、皇居。
１ かたくなること。かたくとざすこと。
「我心のこれが為に—すべきか」〈鴎外訳・即興詩人〉
２ 柔らかい組織が病的に硬くなった状態。炎症や鬱血 (うっけつ) が長期に及んで結合組織が増殖し、硬化すること。
《「宋史」王禹偁伝から》人の脂と血。苦心して得た収益のたとえ。
「生活に揉まれ、人々の—に塗 (まみ) れ」〈小林秀雄・無常といふ事〉
死体を埋める穴。墓穴。
⇒こうけち（纐纈）
出典：デジタル大辞泉（小学館）
膏血を絞る
人の苦労して得た利益や財産を取りあげる。重税を取り立てることなどのたとえ。
出典：青空文庫
･･･ドのように、独身で、高潔に通した方が幸福であったかと、何となく懐･･･ 岩野泡鳴「耽溺」
･･･れは、その女の人格が高潔なせいであるとばかり解していたのです･･･ 太宰治「嘘」
･･･る人たちより、もっと高潔の魂を持ち、もっと有識の美貌の人たちでも･･･ 太宰治「花燭」
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壙穴
皇闕
硬結
膏血
高潔
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