1. 工作職業とする人。職人

  1. 中国で、労働者のこと。

    1. 「高重は東洋紡績の—係りで」〈横光上海

公職にある人。公務員議員など。また、社会的な立場にある場合個人。「—として恥ずべき行為」⇔私人

てがら・功績のある人。功労者。

  1. 道を行く人。通行人。また、旅人。

  1. 使者

    1. 「公私—」〈延喜式・兵部省〉

[補説]作品名別項。→行人
夏目漱石小説。大正元〜2年(1912〜1913)発表。互いに理解しえない夫婦生活を通し、知識人の自我意識と孤独を描く。
原題(フランス)Le Passantコペーによる戯曲一幕の韻文劇。1869年、オデオン座にて初演。行きずりの人。

世俗の汚れ。俗塵

のちの人。後世の人。⇔先人前人

  1. 後方にある陣地。また、後方に備えた軍勢。あとぞなえ。ごじん。⇔先陣前陣

  1. アプス

個体発生の途上前腎中腎に次いで、その後方に現れる排出器官。哺乳類・鳥類爬虫 (はちゅう) 類では成体腎臓となる。

人や車馬の走り過ぎたあとに立つ土ぼこり。

  1. 赤茶けて見える土ぼこり。市街地に立つ土ぼこりなどにもいう。

    1. 「—三千丈の都会」〈独歩牛肉と馬鈴薯〉

  1. 俗人の住む世の中。また、俗世の煩わしさ。俗塵

    1. 「—深く重 (かさな) りて厭 (いと) う可 (べ) き者多し」〈透谷・当世文学の潮模様〉

  1. 三宝荒神」の略。

  1. 民間で、かまどの神。また、防火農業の神。

田畑をたがやす人。農夫 春》

律令制で、官吏採用されるように推挙された諸国の国学生。→貢挙

  1. 空が黄色く見えるほどの激しい土ぼこり。 春》「—の野面の隅に雪の富士秋桜子

  1. 世の中の俗事世間の煩わしさ。俗塵。「—にまみれる」

中国で、南海にすむという、人魚に似た想像上の生き物。常に機 (はた) を織り、しばしば泣き、その涙が落ちて玉になるという。

[名・形動](多く手紙文で用いて)この上もない幸せ。大変ありがたいこと。また、そのさま。「—の至り」「—に存じます」

出典:青空文庫

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