虚仮にする
踏みつけにする。ばかにする。「人を—◦する」
虚仮の後思案
愚かな者は、必要なときに知恵が出ず、事が過ぎてから考えが浮かぶものであるということ。下種 (げす) のあと知恵。
虚仮の一心
愚かな者がただその事だけに心を傾けてやりとげようとすること。
虚仮も一心
愚かな者でも物事を一心にすれば、りっぱなことができるということ。
こけおどかし【虚仮威かし】
[名・形動]「虚仮威 (こけおど) し」に同じ。「仕掛けばかり大きい—な奇術」
こけおどし【虚仮威し】
[名・形動]愚か者を感心させる程度のあさはかな手段。また、見せかけはりっぱだが、中身のないこと。また、そのさま。「—の文句を並べる」
こけこけ【虚仮虚仮】
[副]ばかばかしいさま。いかにも間の抜けたさま。「まんざら遊ぶも—として居るし」〈滑・浮世風呂・四〉