ことりあみ【小鳥網】
霞網など、小鳥を捕まえるのに用いる網。《季 秋》「川上や黄昏 (たそがれ) かかる—/召波」
ことりあわせ【小鳥合(わ)せ】
ウグイス・ヤマガラなどの小鳥を持ち寄って、鳴き声や羽色などの優劣を競う遊戯。
ことりづかい【部領使】
1 「部領 (ことり) 1」に同じ。 2 防人 (さきもり) の交替にあたり、東国の防人を筑紫まで引率する使い。防人部領使。「防人—遠江国の史生 (ししゃう) 坂本朝臣人上」〈万・四三二七・左注〉 3 相撲 (すまい) の節 (せち) に参加する力士を各国から都に召し出すための使い。相撲部領使。相撲使 (すまいのつかい) 。「相撲の—によせ、謹みて片紙を付く」〈万・八六四・題詞〉
出典:青空文庫
・・・深浅に従い、あるいは小鳥となり、あるいは牛となり、あるいはまた樹・・・ 芥川竜之介「おぎん」
・・・町はずれの踏切りと、小鳥のように声を挙げた三人の子供たちと、そう・・・ 芥川竜之介「蜜柑」
・・・けて行きましたっけ、小鳥は見つからなかった。烏が沢山居た。あれが・・・ 泉鏡花「化鳥」