1. キツネとタヌキ。「—妖怪

  1. 人をだまし、こそこそと悪事をする者。「—の輩」

《「かわお(川降)り」の音変化か。「垢離」は当て字》神仏への祈願や祭りなどの際、冷水を浴び身を清めること。水垢離。→禊 (みそぎ) 

香 (こう) 古名

「手に香鑪 (かうろ) を執りて—を焼きて発願 (こひねが) ふ」〈皇極紀〉

[名]
  1. 縄などでくくること。また、荷づくりした荷物

  1. 行李 (こうり) 。

    1. 「大きな—は新橋迄預けてあるから」〈漱石三四郎

  1. 梱包した綿糸生糸などの数量を表す単位名称綿糸1梱は400ポンドで181.44キログラム、生糸1梱は9貫目で33.75キログラム。

[接尾]助数詞。包装した貨物などを数えるのに用いる。
  1. 筋肉がかたくなってその部分が重く感じられること。「肩の—」「—をほぐす」

  1. 一つの物事熱中すること。「—性 (しょう) 」

  1. 凝結すること。

    1. 「夕—の霜置きにけり朝戸出にいたくし踏みて人に知らゆな」〈・二六九二〉

出典:青空文庫

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