毫釐の差は千里の謬り
《「礼記」経解から》少しの違いがついには大きな違いを生じるということ。わずかな違いが大きな誤りをもたらすこと。
ごうりか【合理化】
[名](スル) 1 道理にかなうようにすること。また、もっともらしく理由づけをすること。「自説を強引に—する」 2 能率を上げるためにむだを省くこと。特に、企業などで、省力化・組織化によって能率を上げ、生産性を高めようとすること。「経営を—する」 3 心理学で、たとえば言い訳のように、理由づけをして行為を正当化すること。
ごうりかカルテル【合理化カルテル】
同一業種の各企業が合理化のために協定を結ぶ連合形態。日本ではかつて、独占禁止法の規定によって企業の合理化のために特に必要がある場合に、公正取引委員会の認可を受けて結ぶことができたが、平成11年(1999)廃止された。
出典:青空文庫
・・・しかたのほうが、より合理的だと思っているから。○ほめられれば作家・・・ 芥川竜之介「校正後に」
・・・して行く。その信念は合理的であると共に、必らず多量の人間味を含ん・・・ 芥川竜之介「合理的、同時に多量の人間味」
・・・らば我等は今日よりも合理的に娑婆苦を嘗むることを得べし。 死・・・ 芥川竜之介「侏儒の言葉」