ごましお【胡麻塩】
1 炒った黒ゴマと焼き塩をまぜたもの。 2 黒いものと白いもののまじったもの。
ごましおあたま【胡麻塩頭】
黒い髪に白髪が入りまじった頭。
ごまず【胡麻酢】
炒ったゴマをすりつぶし、砂糖・塩・酢などを加えて調味したもの。あえ物に使う。
ごますり【胡麻擂り】
へつらって自分の利益をはかること。人に取り入ること。また、そういう人。「—野郎」 [補説]語源は、すり鉢でごまを擂ると四方にごまがつくので、あちこちについて人ごとにへつらうさまを言ったとするなど諸説がある。
ごまだけ【胡麻竹】
クロチクの一品種。幹はやや黒みがかり、黒紫色の斑点がある。
ごまだれ【胡麻垂れ】
醤油とみりんを煮立て、冷めてからすりゴマ、または切りゴマをまぜたもの。焼き物のたれに用いる。
ごまだん【護摩壇】
護摩をたく炉を据える壇。大壇、円形の水壇、木製の木壇の3種があり、日本では木壇を用いる。炉壇。
ごまだんのふどう【護摩壇の不動】
1 護摩堂の本尊としてまつる不動明王。 2 護摩をたく煙で黒ずんでいる不動明王の像のように、黒くて恐ろしそうな顔をした人。
ごまてん【胡麻点】
1 謡い物・語り物または声明 (しょうみょう) などの文のわきにつけ、節の高低などを示す符号。黒ゴマのような形をしたもの。節博士 (ふしはかせ) 。 2 「読点 (とうてん) 」に同じ。 3 「傍点 (ぼうてん) 」に同じ。
ごまどう【護摩堂】
真言宗などの寺院で、護摩をたき修法を行うための仏堂。本尊は不動明王か愛染明王。