[動マ五(四)]

  1. 物の中やすきまなどに、他の物をさしたりはさんだりするようにして入れる。差し入れる。「プラグをコンセントに—・む」「本の間に手紙を—・む」

  1. (「射し込む」とも書く)光が入ってくる。「部屋に朝日が—・む」

  1. 胸・腹が急に激しく痛む。癪 (しゃく) を起こす。「胃が—・む」

  1. 口出しをする。入れ知恵をする。

    1. 「北の方に—・まれ」〈浄・天鼓〉

[可能]さしこめる
[動マ四]鎖し籠もる」に同じ。
    1. 「女房も—・みて臥したる」〈・横笛〉

[動マ下二]さしこめる」の文語形。

出典:青空文庫

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