1. 腰刀。また、懐刀 (ふところがたな) 。突き刺すのに使うのでいう。

  1. 刀の鞘 (さや) の差裏 (さしうら) に添える小刀。小柄 (こづか) 。

  1. 細工用の小刀。

鐙 (あぶみ) 鉸具 (かこ) に取り付ける金具。釘形で、回転し、力革 (ちからがわ) の穴にさして止める。

[形動][文][ナリ]
  1. 評判期待のとおりの事実確認し、改めて感心するさま。なるほど、たいしたもの。「この難問が解けるとは—だ」

  1. あることを一応は認めながら、一方でそれと相反する感情を抱くさま。あることをそのままは容認できないさま。そうとばかりも言えない。やはりそうもいかない。

    1. 「世の中なべて厭 (いと) はしうおぼしならるるに、—なること多かり」〈・花散里〉

[副]
  1. 予想期待したことを、事実として納得するさま。また、その事実に改めて感心するさま。なるほど、やはり。「一人暮らしは—に寂しい」「—(は)ベテランだ」

  1. あることを認めはするが、特定の条件下では、それと相反する感情を抱くさま。そうは言うものの。それはそうだが、やはり。「味はよいが、これだけ多いと—に飽きる」「非はこちらにあるが、一方的に責められると—に腹が立つ」

  1. (「さすがの…も」の形で)そのものの価値を認めはするが、特定の条件下では、それを否定するさま。さしもの。「—の名探偵も今度ばかりはお手上げだろう」

[補説]11は、感動詞的にも用いられる。「—、センスがいいね」

出典:青空文庫

出典:gooニュース

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