1. (「郷」とも書く)山中や田園地帯などで、人家が集まって小集落をなしている所。ひとざと。むらざと。村落。「山から里へ下る」

  1. (「郷」とも書く)都に対して、田舎。また、ふるさと。在所。「里のわらべ」

  1. 妻や奉公人などの生家。実家。「正月里に帰る」

  1. 養育費を出して子供を預けておく家。「里に出す」

  1. おいたち。育ち。素姓 (すじょう) 。お里。

  1. くるわ。遊里。「―ことば」

    1. 「素人の寄っても読めぬ―の文」〈柳多留・七〉

  1. 宮廷を「うち」といったのに対して、宮仕えする人が自家をいった語。

    1. 「内裏 (うち) にても―にても、昼はつれづれと眺め暮らして」〈・若紫〉

  1. 寺に対して、俗世間。

    1. 「律師 (りし) 、山ごもりして―に出でじと誓ひたるを」〈・夕霧〉

  1. 律令制の地方行政区画の一。→里 (り) 

[副]一斉に、また瞬間的に物事の行われるさま。さっと。どっと。
  • 「面 (おもて) ―赤みて物ものたまはず」〈・浮舟〉

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