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動詞「さぬ」の連用形から》寝ること。特に、男女が共寝すること。

「まかなしみ—に我 (わ) は行く鎌倉の水無瀬川 (みなのせがは) に潮満つなむか」〈・三三六六〉

鎧 (よろい) 構成する細長い小板。鉄または革製で、1領に800〜2000枚をうろこ状に連結して鎧を作る。こざね。

《「真 (さ) 根 (ね) 」の意》

  1. 果実中心にある堅い部分。種。

  1. 板と板をつなぎ合わせるとき、一方の板の側面に作る細長い突起

  1. 陰核。

  1. 障子や壁の下地となる骨組み。壁下地。

  1. 根本のもの。実体。

    1. 学問し候ふべき器量などのあるを後世者 (ごせぢゃ) の—と申しあひて候ふなり」〈一言芳談

[副]

  1. (奈良時代は、あとに打消しの語を伴って)少しも。決して。

    1. 「さ寝 (ぬ) る夜は多くあれども物思はず安く寝る夜は—なきものを」〈・三七六〇〉

  1. 本当に。必ず。

    1. 「行きてみてあすも—来むなかなかにをちかた人は心おくとも」〈薄雲

連語《尊敬の助動詞「す」の未然形+終助詞「ね」。上代語》敬意を込めて相手にぜひそうしてほしいという気持ちを表す。…なさいね。
  • 「難波潟 (なにはがた) 潮干に出でて玉藻刈る海人娘子 (あまをとめ) ども汝 (な) が名告 (の) ら—」〈・一七二六〉
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