さら・う〔さらふ〕【^×浚う／^×渫う】

の解説

［動ワ五（ハ四）］

1. １ 川や井戸などの底にたまる土砂やごみを取り除く。さらえる。「どぶを—・う」

1. ２ 容器などの中のものを残らず取り出す。さらえる。「鍋の残りを—・う」

[可能]さらえる

［動ハ下二］「さら（浚）える」の文語形。

さら・う〔さらふ〕【復^＝習う】

の解説

《「浚 (さら) う」と同語源》

［動ワ五（ハ四）］教えられたことを繰り返して練習する。復習する。さらえる。「小唄を—・う」

[可能]さらえる

［動ハ下二］「さら（復習）える」の文語形。

さら・う〔さらふ〕【^×攫う／^×掠う】

の解説

［動ワ五（ハ四）］《「浚 (さら) う」と同語源》

1. １ 油断につけこんで奪い去る。気づかれないように連れ去る。「波に足を—・われる」「子供を—・う」「鳶 (とんび) に油揚 (あぶらげ) を—・われる」

1. ２ その場にあるものを残らず持ち去る。関心を一人占めにする。「人気を—・う」

[可能]さらえる

出典：デジタル大辞泉（小学館）

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