[名](スル)花札の、10月の絵柄である鹿がそっぽを向いているところからという》俗に、無視すること。また、仲間はずれにすること。
[補説]昭和30年代後半から若者の間で使われ始めた。

[副]

  1. はっきりとしているさま。確実でまちがいのないさま。たしかに。「夕方のことで—は見えなかった」「—相違ありません」

  1. かたく、しっかりと。また、十分に。完全に。しっかと。「地盤を—固める」「—考えてみる」

  1. すきまなく。びっしりと。

    1. 「廻廊に—並み居たり」〈太平記・三〉

[補説]「聢」は国字

出典:青空文庫

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