ある場所にとどまって住むこと。居住

多年—の案内者だにも、時にとっては行き方を失ふ」〈太平記・一五〉

  1. 10の4倍の数。よんじゅう。

  1. 40歳。よそじ。

  1. 四つ重なること。また、四つ重ねたもの。

  1. 《「四重禁」「四重罪」の略》仏語。4種の重罪殺生偸盗 (ちゅうとう) ・邪淫・妄語。

  1. 四つのけもの。虎 (とら) ・豹 (ひょう) ・熊 (くま) ・羆 (ひぐま) をいう。

  1. 四神 (しじん) 」に同じ。

[名]
  1. 物事の始めと終わり。

    1. 「—本末を思考せずして事を起こす者は」〈織田訳・花柳春話

  1. 事柄の成り行きの、始めから終わりまでの全部。「事件の—を語る」「一部—」

  1. 始めから終わりまで態度状態などを変えないで通すこと。また、変わらないで同一になること。

    1. 「生民の為に身命犠牲に供し、道義の為に—するに」〈東海散士佳人之奇遇

  1. 最後結末

    1. 「いかに申すとも—のことはかなふまじ」〈平家・一〉

[副]
  1. 絶え間ないさま。頻繁に行われるさま。いつも。しょっちゅう。「—監視されている」「仕事もせずに—ぶらぶらしている」

  1. 終わりには。結局は。

    1. 「寄せ手は大勢なり。城の構へ未だこしらへず、—いかがあるべからん」〈太平記・二九〉

出典:青空文庫

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