しじょうかかく【市場価格】
市場において、需要と供給との関係によって現実に成立する価格。
しじょうかくり【市場隔離】
野菜などの農産物の緊急需給調整策の一。特定の野菜の供給が増え、市場価格が過去の平均を大きく下回った際に、産地を指定して出荷を一定期間停止する。余剰分は加工食品や飼料に転用したり、価格が回復した後に出荷するなどして、有効利用できない分は産地で廃棄される。農産物の有効利用を促進するため、平成19年(2007)からは産地廃棄を行った場合以外でも国から一定の交付金が支給される仕組みに変更された。
しじょうかち【市場価値】
生産条件の異なる企業によって生産される同種商品全体の平均価値。市場での競争によって決定され、市場価格が成立する基礎となる。
出典:青空文庫
・・・し僕の小説は「恋愛は至上なり」と云うのですよ。 主筆 すると恋愛・・・ 芥川竜之介「或恋愛小説」
・・・東安市場の側の洗濯屋である。これだけは今後も実行しなければならぬ・・・ 芥川竜之介「馬の脚」
・・・この四月以来市場には、前代未聞だと云う恐慌が来ている。現に賢造の・・・ 芥川竜之介「お律と子等と」