死生命あり
《「論語」顔淵から》生死は天命によるもので、人の力ではどうすることもできない。
至誠天に通ず
まごころをもって事に当たれば好結果がもたらされる。
しせいかん【死生観】
生きることと死ぬことについて、判断や行為の基盤となる考え方。生と死に対する見方。
しせいけん【施政権】
信託統治において、立法・司法・行政の三権を行使する権限。
しせいこうか【賜姓降下】
皇族が天皇から姓を賜り、臣籍に入ること。昭和22年(1947)制定の皇室典範では、皇族が自己の意思に基づき、皇室会議の議を経て、その身分を離れることが認められた。
しせいし【私生子】
法律上の婚姻関係にない男女間に生まれた子。民法旧規定では父に認知されない子をいい、認知された子は庶子 (しょし) といった。現行民法ではこの語を用いず、「嫡出 (ちゃくしゅつ) でない子」「非嫡出子」という。私生児。私子。
しせいじ【私生児】
「私生子」に同じ。 [補説]作品名別項。→私生児
しせいしじゅんせい【私生子準正】
嫡出でない子に嫡出子の身分を取得させること。→準正
しせいせいど【氏姓制度】
氏の組織を基礎に、それを姓によって系列づけた大和朝廷の支配制度。朝廷を構成する氏は家柄や政治的地位・官職に応じて姓を与えられ、また、経済的基礎として部民 (べみん) ・奴婢 (ぬひ) を所有した。大化の改新以後、制度そのものは機能しなくなった。→氏 (うじ) →姓 (かばね)
しせいせんじゅく【雌性先熟】
雌雄同体の動物で、卵巣などが先に発達・成熟すること。種子植物では、個々の花において、雌しべまたは雌花が先に成熟し、のちに雄しべまたは雄花が成熟することをさす。→雄性先熟