1. 数の名。6の次、8の前の数。なな。ななつ。

  1. 7番目。第7。

[補説]金銭証書などで間違いを防ぐため「漆」を用いることがある。

《「後漢書」楊震伝から》二人だけの秘密といっても、すでに天が知り、地が知り、自分が知り、相手が知っているの意。どんなに秘密にしていてもいつかは他に漏れるということ。

仏語。

  1. 諸仏が備えているという4種の智慧。大円鏡智・平等性智 (びょうどうしょうち) ・妙観察智 (みょうかんざっち) ・成所作智 (じょうしょさち) 。

  1. 羅漢の4種の智慧。我生已尽智・梵行 (ぼんぎょう) 已立智・所作已弁智・不受後有智。

  1. 智度論に説く4種の智慧。道慧・道種慧・一切智・一切種智。

  1. 死ぬべき場所。死に場所。「—と定める」

  1. 生きて帰れないかもしれない非常危険場所。また、そのような状態。「—に赴く」「—を脱する」

  1. のがれようのない、せっぱ詰まった立場や状態窮地。「—に陥る」

天下がきわめてよく治まること。

私有地。⇔公地

互い違いになること。不ぞろいであること。

言葉や文章の趣。

  1. 約束を守る保証として相手に預けておくもの。「不足代金の—として時計を預ける」

  1. 質屋から金銭を借りるときに、保証として預けておくもの。また、その物品質草。「着物を—に入れる」「—流れ」

  1. 質権またはその目的物となる質物。

  1. 人質

    1. 「或いは又其の子を—に出 (い) だして、野心の疑ひを散ず」〈太平記・九〉

[名・形動]この上なくすぐれた知恵。また、それのあるさまや、それをもつ人。
[接頭]形容詞・形容動詞に付いて、程度を強め、不快であるという気持ちを添える。「—むずかしい」「—めんどうだ」

しつ

出典:青空文庫

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