《「しりお」の音変化》

  1. 動物の尾、また、魚の尾びれ。「犬が—を振る」

  1. 尾に似たもの。また、細長いものの末端。「行列の—に並ぶ」

  1. 隠していたことやごまかしが現れる端緒。

速く歩くこと。はやあし。

[副]

  1. 十分ぬれるさま。しっとり。

    1. 「—とやぬれかけ道者北時雨/余淋」〈貝おほひ

  1. 情がこもって、しめやかなさま。しっぽり。

    1. 「二人—と臥し給ふ台子 (だいす) の間の高遣戸 (たかやりど) 」〈浄・用明天王

出典:青空文庫

goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典(国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など)と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。