しほんか【資本家】
企業に資本を提供している者。経営を直接に担当している機能資本家と、単に利益の配分にあずかるだけの無機能資本家とに分類することもできる。
しほんかかいきゅう【資本家階級】
生産手段を所有し、労働者を使って事業を行い、利潤を得る階級。ブルジョアジー。→労働者階級
しほんがかり【四本懸(か)り】
蹴鞠 (けまり) を行う場所の四隅に1本ずつ植える4種の木。東北隅の桜、東南隅の柳、西南隅の楓 (かえで) 、西北隅の松。
しほんかんじょう【資本勘定】
1 簿記で、資本金・資本準備金・利益準備金など資本に属する勘定の総称。 2 国際収支項目のうち、国際間の資本取引によって生じる受け払いの関係を示す勘定。資本収支。
しほんきん【資本金】
1 何か事を行う場合の元手。 2 出資者が企業に拠出した資金。以前は株式会社では、原則として発行済株式の発行価額の総額であり、商法上の法定資本にあたるものであったが、平成18年(2006)5月施行の会社法では、資本金の額は、原則として設立または株式の発行に際して株主となる者が当該株式会社に対して払い込みまたは給付をした財産の額とされている。
しほんけいすう【資本係数】
産出量一単位を生産するのに必要な最小の投入資本量。資本産出量比率。
しほんこうせい【資本構成】
企業が使用している総資本の構成内容のこと。総資本と自己資本の割合、自己資本と他人資本の割合など。
しほんコスト【資本コスト】
企業が調達した使用総資本について負担する費用。配当金・支払利息など。
しほんざい【資本財】
過去の労働の生産物で、生産のために使用される財。原材料のような流動資本財と道具・機械・建物のような固定資本財とに分けられる。→消費財
しほんさんか【資本参加】
他の企業との関係を強化するために、相手企業の株式を取得・保有するなどして、資本を拠出すること。広義では、出資比率にかかわらず他企業への出資全般をさすが、狭義では、企業の買収(発行済み株式の2分の1超を保有)や、拒否権確保(同3分の1超を保有)まで至らない、低い出資比率の場合をさす。→資本提携