《尊敬の助動詞「しも」の命令形》軽い敬意を含んだ命令要求を表す。…なさい。→しも

「いやいやさやうにしてはおそからふ。いそひでゆかしめ」〈虎明狂・武悪

[補説]室町後期に用いられ、目下の者に対しても使われた。

動詞「し(占)める」の連用形から》

  1. 注連縄 (しめなわ) 」の略。

  1. 領有場所であることを示したり、出入りを禁止したりするための標識。くいを打ったり縄を張ったりする。

    1. 大伴の遠つ神祖 (かむおや) の奥つ城はしるく—立て人の知るべく」〈・四〇九六〉

[名]
  1. 締めること。「—が甘い」

  1. 金銭などの合計を出すこと。また、その数量。「帳簿の—をする」

  1. あれこれと飲食して、これで終わりとする食べ物。「—はラーメンで決まりだ」

  1. 封書の封じ目に書く「〆」のしるし。

[接尾]助数詞。
  1. 半紙などの2000枚の束を単位として数えるのに用いる。

  1. 木綿・木材など束ねたものを数えるのに用いる。

アトリ科の鳥。スズメよりやや大形全体に薄茶色で、翼に白い横帯がある。くちばしが太い。ユーラシア北部に広く分布。日本では北海道で繁殖し、冬は各地でみられる。ひめ。 秋》

出典:青空文庫

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