四文と出る
軽々しく人の話に横から口を出す。「何でも—◦出たがるから不便 (ふびん) だ」〈滑・浮世床・初〉
しもんきかん【諮問機関】
行政庁の諮問に応じて、学識経験者などが審議・調査を行い、意見を答申する機関。「厚生労働省の—」
しもんしんか【四門親家】
親類の親類。縁者。
しもんせん【四文銭】
1枚で4文に通用した銭。寛永通宝のうち明和5年(1768)以降鋳造された真鍮 (しんちゅう) 銭と万延元年(1860)以降鋳造の精鉄銭、および文久3年(1863)以降鋳造の文久永宝の総称。裏に波紋があるので波銭 (なみせん) ともいった。四文。四当銭。当四銭。
しもんにんしょう【指紋認証】
《fingerprint authentication》指紋のパターンを読み取り、個人を識別する生体認証の一。
しもんほう【指紋法】
指紋をその特徴によって分類し、個人を識別する方法。英国のハーシェルが始め、19世紀後半にゴルトンが完成。日本では、明治41年(1908)警察が採用し、犯罪の捜査や犯人の確定などに用いている。また、遺伝学・人類学の研究にも利用される。
しもんや【四文屋】
江戸末期、4文均一の食べ物や品物を売った大道商人。また、その店。
しもんゆうかん【四門遊観】
釈迦 (しゃか) が太子だったとき、王城の東西南北の4門から出遊して四つの出来事を見て出家の決意をしたこと。東門を出てつえにすがる老人を見て、生あれば老あるを悟り、西門を出て病人に会い、生あれば病あるを知り、南門を出て死人に会い、生あれば死あるを知り、北門を出て高徳の沙門 (しゃもん) に会い、出家修行の志を立てたという。四門出遊。
しもんにんしょうリーダー【指紋認証リーダー】
⇒指紋リーダー
しもんリーダー【指紋リーダー】
指紋認証で、指紋を読み取るための機器。パソコンやスマートホンにあらかじめ搭載されるほか、USBなどで外部接続して用いる専用端末がある。指紋認証リーダー。