(梵)śarīraの音写。身骨と訳す》

  1. 仏や聖者の遺骨。特に釈迦 (しゃか) 遺骨をさし、塔に納めて供養する。仏舎利 (ぶっしゃり) 。

  1. 火葬にしたあとの遺骨

    1. 「お—になって砂に埋まっちゃやそれっきりだからな」〈中勘助・鳥の物語

  1. 《形が1に似ているところから。多く、仮名書きにする》白い米粒。また、米飯白飯。「すし種も—もいい」「銀—」

  1. の病気の一。糸状菌(カビ)におかされ、白く硬くなって死ぬもの。

[補説]曲名別項。→舎利

謡曲五番目物。旅の僧が京都東山の泉涌寺 (せんにゅうじ) 仏舎利を拝んでいると、足疾鬼 (そくしつき) が舎利を奪って飛び去るが、韋駄天 (いだてん) が取り返す。

手段を選ばないで、ただ利益を得ようと考えること。また、偶然の利益をあてにすること。

「敢て—の計にあらず、聊か我が開化を助くるの微意なりと」〈新聞雑誌五七〉

《「這」は「此」の意》このうち。この間 (かん) 。

「むかっ腹をたててぷんぷんするのでも—の消息は会得できる」〈漱石吾輩は猫である

はらくだし。下痢

出典:青空文庫

goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典(国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など)と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。

検索ランキング

2023年12月