謡曲。五番目物。旅の僧が京都東山の泉涌寺 (せんにゅうじ) で仏舎利を拝んでいると、足疾鬼 (そくしつき) が舎利を奪って飛び去るが、韋駄天 (いだてん) が取り返す。
はらくだし。下痢。
出典:青空文庫
・・・ 衆見我滅度 広供養舎利 咸皆懐恋慕 而生渇仰心……」 白髪に尊・・・ 泉鏡花「第二菎蒻本」
・・・骨が舎利に成ろうが、これは何でも離れねばならぬ――が、出来るかし・・・ 著:ガールシンフセヴォロド・ミハイロヴィチ 訳:二葉亭四迷「四日間」
・・・だの下半が干すばって舎利になっていた。蚕にあるような病菌がやはり・・・ 寺田寅彦「簔虫と蜘蛛」