手に持つ小旗。てばた。
1 朱塗りの器具。
2 藤原氏の重宝。藤原冬嗣 (ふゆつぐ) 以来、代々の氏 (うじ) の長者に相伝された器類。朱器台盤。
1 酒のにおい。「無遠慮に—を吐きかける」
2 酒の酔い。「—を帯びる」「—をさます」
酒を飲むための器。杯・徳利など。
出典:青空文庫
・・・蘭袋はその日も酒気を帯びて、早速彼の病床を見舞った。「先生、永々・・・ 芥川竜之介「或敵打の話」
・・・をひっかけた、多少は酒気もあるらしい彼は、谷村博士と慇懃な初対面・・・ 芥川竜之介「お律と子等と」
・・・言葉 チエホフはその手記の中に男女の差別を論じている。――「女は・・・ 芥川竜之介「侏儒の言葉」