しゅっしほう【出資法】
《「出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律」の略称》貸金業者などを規制することを目的として、出資金の受け入れを制限し、浮き貸し・高金利などを取り締まる法律。昭和29年(1954)制定。→グレーゾーン金利 [補説]平成18年(2006)の貸金業法改正以前、多くの貸金業者が、出資法の旧上限金利(年29.2パーセント)と利息制限法の上限金利(年15〜20パーセント)の間(グレーゾーン金利)で貸し付けを行い問題視されていた。平成22年(2010)6月に貸金業法等の改正が完全施行され、出資法の上限金利は20パーセントに引き下げられ、グレーゾーン金利は撤廃された。
しゅっしきょしゅつこくさい【出資拠出国債】
交付国債の一種。日本が国際機関へ加盟する際に、出資・拠出する現金の代わりに発行する国債。無利子で、国際機関からの要求に応じて現金化する。→繰延債
出典:青空文庫
・・・、修理は病後初めての出仕をした。そうして、その序に、当時西丸にい・・・ 芥川竜之介「忠義」
・・・私は出資者のような口を利いて「千日堂」を出た。「チョイチョイ来と・・・ 織田作之助「神経」
・・・立者としての政治家、出資者としての財団や実業家達が、二、三年か四・・・ 寺田寅彦「颱風雑俎」