1. 奈良時代から戦国時代にかけて存在した中央貴族や寺社による私的大土地所有の形態。また、その私有地。個人開墾したり、他人からの寄進により大きくなった。鎌倉末期以後、武士に侵害されて衰え、応仁の乱および太閤検地 (たいこうけんち) 消滅。荘。そうえん。→寄進地系荘園自墾地系荘園

  1. 中世、ヨーロッパに一般的に現れた、封建的領主権の性格をもつ土地所有形態および領主支配の単位。領主直営地、および領主がある種の特権をもって賦役を課する農民保有地からなる。

  1. 中国で、貴族寺院武人官僚豪族などの大土地所有形態。代以降発達した。

数学で、球を、中心を通らない平面で切ったときの切り口の円。

小人数の宴会。また、自分主催する宴会をへりくだっていう語。

小さい庭園。小さい菜園

宴会に招くこと。また、人を招待して催す宴会。「—にあずかる」

  1. 松を燃やすときに立ちのぼる煙。また、たいまつの煙。

  1. 樹脂に富んだ松などを不完全燃焼させて作った煤 (すす) 。黒色顔料として印刷インクや靴墨などに用いる。

  1. 松煙墨」の略。

  1. 墨 (すみ) 異称

    1. 国司—を積みて、御前に置きたりけり」〈著聞集・三〉

炎症を消し去ること。

火薬発火によって生じる煙。

瘴気を含んだもや悪気や毒気を含んだもや。

「—立てる、深き池沼に囲まれたる大牢獄」〈鴎外訳・即興詩人

出典:青空文庫

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2023年12月