しょうへいが【障屏画】
障壁画と屏風 (びょうぶ) 絵の総称。
しょうへいがわ【正平革】
染め革の一。獅子 (しし) ・牡丹 (ぼたん) ・唐草などの文様を配した中に「正平六年六月一日」の文字を染め出した革。征西将軍懐良 (かねなが) 親王が、正平6年(1351)肥後国八代 (やつしろ) の革工に命じて染めさせたものといわれ、武具などに用いられた。八代革。御免革。正平御免革。
しょうへいこう【昌平黌】
⇒昌平坂学問所
しょうへいごめんがわ【正平御免革】
⇒正平革
しょうへいざかがくもんじょ【昌平坂学問所】
江戸幕府の学問所。寛永7年(1630)林羅山が設立した私塾に始まり、元禄3年(1690)将軍徳川綱吉の命により湯島に移転、寛政の改革のとき幕府直轄の学問所となった。朱子学を正学として幕臣・藩士などの教育にあたった。明治維新後に昌平学校、次いで大学校と改称したが、明治4年(1871)閉鎖。昌平黌 (こう) 。
しょうへいぞめ【正平染(め)】
正平革の文様を取り入れた染め方。
しょうへいばん【昌平版】
昌平坂学問所で翻刻した漢籍。
しょうへいもん【正平紋/昌平紋】
⇒切り付け紋