地位の低い役人。小役人。

わずかな利益。「—を捨てて大利に付くべし」

商売上の利益。「—にさとい」

[名](スル)
  1. 戦いや争いなどで、相手に勝つこと。「決勝戦で—を得る」「賃金闘争に—する」⇔敗北

  1. (勝利)仏語。すぐれた利益 (りやく) 。

    1. 亡者追善には何事か—多き」〈徒然・二二二〉

[補説]1で、サ変動詞「勝利する」は昭和40年代前半、学生運動が盛んになる中、学園内の立て看板や活動家のアジ演説で使われるようになった。当時非難されたが、後に一般化した。
[名](スル)ある仕事担当してとりまとめること。「会計事務を—する」

手のひらの中。掌中。「実権は彼の—にある」

  1. 調和させること。

  1. 宰相として国をよく治めること。

    1. 相公も—の暇 (いとま) には、時々読書をもなさるがよろしゅうございましょう」〈鴎外魚玄機

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