小の虫を殺して大の虫を助ける
小さなことは犠牲にしても、重要なことを守る。小を捨てて大に就く。大の虫を生かして小の虫を殺す。
小を捨てて大に就く
「小の虫を殺して大の虫を助ける」に同じ。
生を変える
生まれ変わる。「—・へずに地獄の責めにあひぬ」〈浮・二十不孝・二〉
生を隔つ
あの世とこの世とに別れる。死別する。「只—・てたるが如くにぞ思召 (おぼしめ) されける」〈保元・下〉
性が合う
お互いの性格が合う。気が合う。馬が合う。「彼とは—・う」
性が抜ける
本来の性質・形状などが失われる。「帯も—・けた博多とメリンスの腹合せと云う服装」〈小杉天外・魔風恋風〉
性に合う
その人の性格や好みに合う。「この仕事は、僕の—・っている」
将を射んと欲すれば先ず馬を射よ
《敵の大将を射ようと思うなら、まずその乗っている馬を射て、その後にその者を射よの意から》大きな目的を達するには、それに直接あたるより、周辺のものからかたづけていくのが早道である。
章を断ち義を取る
詩文の一部分を取り出して、原文の前後関係にこだわらずに、その部分の意味だけを使うこと。断章取義。
掌を反す
⇒たなごころをかえす