心頭を滅却すれば火も亦涼し
無念無想の境地に至れば、火も熱くは感じなくなる。どんな苦難にあっても、それを超越した境地に至れば、苦しいとは感じなくなるものである。甲斐恵林寺の快川紹喜が織田信長に攻められ火をかけられた時に、この偈 (げ) を発したという。
しんとうあつ【浸透圧】
半透膜を境にして溶液と溶媒とが接触し、浸透の現象が起こるときの両方の圧力の差。溶液の濃度が低い場合には、濃度と絶対温度に比例する。
しんとうごぶしょ【神道五部書】
伊勢神道で根本教典とされる5部の書。すなわち天照坐伊勢二所皇太神宮御鎮座次第記・伊勢二所皇太神宮御鎮座伝記・豊受皇太神宮御鎮座本紀・造伊勢二所太神宮宝基本紀・倭姫命世記。
出典:青空文庫
・・・わかった日から、時々心頭に抑え難い怒と喜を感ぜずにはいられなかっ・・・ 芥川竜之介「或敵打の話」
・・・あげた手が自ら垂れ、心頭にあった憎しみが自ら消えると、彼は、子供・・・ 芥川竜之介「さまよえる猶太人」
・・・フレンチは怒が心頭より発した。非常なる侮辱をでも妻に加えられたよ・・・ 著:アルチバシェッフミハイル・ペトローヴィチ 訳:森鴎外「罪人」