仏語。三密の一。人知では計り知れない、仏の神秘不思議な身体による行為。手に印契を結ぶことで象徴的に表される。

[名・形動ナリ]《「じんみつ」とも》
  1. 秘密めいて奥深いこと。また、そのさま。

    1. 「—なる君が匂いの舞踊る」〈荷風訳・九月の果樹園〉

  1. 考えが深く行きとどいていること。綿密緻密 (ちみつ) 。

  1. 《「じんみつ」と読む》仏語。奥深い秘密の教え。

[名・形動ナリ]つつしみ深くて、よく注意の行き届くこと。また、そのさま。
  • 「其動作沈静—なるを見る」〈ファン=カステール訳・彼日氏教授論〉
[名・形動]互いの交際の深いこと。きわめて仲のよいこと。また、そのさま。「—な間柄
[派生]しんみつげ[形動]しんみつさ[名]

出典:青空文庫

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