仕を致す
官職をやめる。致仕 (ちし) する。
史に三長あり
《「唐書」劉知幾伝から》歴史を書く人は、才・学・識の三つの長所を備えるべきである。
四の五の言う
なんのかんのと文句や不平を言う。「—・って言うことを聞かない」
四も五も
(下に打消しの語を伴って用いる)なんでもかでも。なにもかも。「—構はぬ男ども」〈浮・諸艶大鑑・八〉
死一等を減ずる
死罪にすべきところを許して、一段階低い刑にする。
死は或いは泰山より重く或いは鴻毛より軽し
《司馬遷「報任少卿書」から》命は重んじて惜しむべき場合と、潔く捨てるべき場合とがある。その判断は義にかなうか否かによるべきである。
死を決する
死ぬ覚悟を決める。「—・して戦いに臨む」
死を賜る
主君から死ぬことを命じられる。死罪になる。
死を賭す
死ぬことを覚悟して物事にあたる。命がけで物事を行う。「—・して主君をいさめる」
死を視ること帰するが如し
《「大戴礼」曽子制言上から》死ぬことを、家に帰ることと同じように思う。死に臨んで、恐れないようすをいう。