じぞうぼさつ【地蔵菩薩】
《(梵)Kṣitigarbhaの訳》釈迦の入滅後から弥勒 (みろく) 仏が世に現れるまでの間、無仏の世に住み、六道の衆生 (しゅじょう) を教え導くことを誓いとした菩薩。中国では唐末、日本では平安中期から盛んに信仰された。像は慈愛に満ちた円満柔和な僧形に作り、多くは右手に錫杖 (しゃくじょう) 、左手に宝珠を持つ。
じぞうぼん【地蔵盆】
主に京都などで、8月23日・24日(古くは陰暦7月24日)に行われる行事。石地蔵にお飾りをしてまつり、さまざまの余興を行う。地蔵祭り。地蔵会 (じぞうえ) 。《季 秋》
じぞうまつり【地蔵祭(り)】
「地蔵盆」に同じ。《季 秋》
じぞうまゆ【地蔵眉】
地蔵菩薩の眉のように、根元が太く、末が細くて長い、三日月形をした眉。