[名]根本的なこと。本質根源
    1. 「何だか—は更にわからぬ」〈二葉亭浮雲

[副]もともと。そもそも。元来自体
    1. 「—欲には目のない輩 (てあい) のこと」〈荷風腕くらべ

  1. 一点一画の組み合わせからなる文字の形。定型化された点画の組み合わせ。一つの字でも、字画数の違いによって、正字俗字新字・旧字などと区別する。

  1. 書体1」に同じ。

[名]
  1. 自分のからだ。

  1. もともとの本体。それ自身。多くは他の名詞のあとに付いて接尾語的に、関係する他の事柄から切り離して、そのものだけについていうときに用いる。「建物—はりっぱだが、内装貧弱だ」

  1. もともとの性質。本性。根本。

    1. 「—は親に似て大臆病の者なりければ」〈仮・浮世物語・一〉

[副]もともと。そもそも。元来地体。「こうなったのも、—君に責任がある」

物事状態、成り行き。「容易ならない—を収拾する」「緊急—」

[名](スル)勧められたことを遠慮して断ること。また、自分既得地位権利などを遠慮して放棄すること。「出場を—する」

出典:青空文庫

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