《「しちょう」とも》

  1. 律令制で、成年男子に課せられた力役 (りきやく) 。50戸ごとに二人が割り当てられ、3年交替で諸官庁で労役に服させた。してい。つかえのよぼろ。

  1. 平安時代以降、貴族の家などで、雑役に従事した下男。

役所や会社で、長の次の地位にあって、長を補佐する職。また、その職にある人。

[名](スル)
  1. 自らを重んじること。自分品性を保ち、卑下しないこと。自尊

    1. 自尊—苟 (いやしく) も卑劣な事はできない」〈福沢福翁自伝

  1. 言動を慎んで、軽はずみなことをしないこと。「好漢—せられたし」「隠忍—」

  1. 自分健康注意し、大切にすること。自愛。「なにとぞご—ください」

[名](スル)自分自分をつまらぬものとして軽蔑すること。「—するような薄笑い」
[名](スル)大事をとって、軽々しく振る舞わないこと。慎重にすること。
  • 「氏の性、—を喜び冒険 (むこうみず) の事を好まず」〈竜渓・浮城物語〉

出典:青空文庫

goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典(国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など)と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。

検索ランキング

2024年6月