じどうしゃけんさどくりつぎょうせいほうじん【自動車検査独立行政法人】
自動車が国の定める保安上または公害防止上の技術基準に適合するかどうかの審査業務などを行い、自動車の安全確保や環境の保全を図ることを目的として、平成14年(2002)に設立された国土交通省所管の独立行政法人。平成28年(2016)、交通安全環境研究所と統合して自動車技術総合機構となる。
じどうしゃじゅうりょうぜい【自動車重量税】
自動車の重量に応じて課される国税。昭和46年(1971)自動車重量税法により創設。車検または使用の届け出に際し、納付する。一部が道路特定財源の自動車重量譲与税として地方に譲与され、道路関係の費用にあてられていたが、法改正により平成21年度(2009)から一般財源化された。→道路整備事業財政特別措置法
じどうしゃしゅとくぜい【自動車取得税】
自動車の取得に際し課税される地方税。昭和43年(1968)創設。道路特定財源の一つとして地方(特に市町村)の道路関係の財源となっていたが、法改正により平成21年度(2009)から一般財源化された。→道路整備事業財政特別措置法
じどうしゃそうごうほけん【自動車総合保険】
⇒ピー‐エー‐ピー(PAP)
じどうしゃそんがいばいしょうせきにんほけん【自動車損害賠償責任保険】
自動車の人身事故による被害者に支払う損害賠償費を塡補 (てんぽ) する目的の保険。自動車の保有者は加入しなければならない。昭和30年(1955)制定の自動車損害賠償保障法に規定。自賠責保険。
じどうしゃそんがいばいしょうほしょうほう【自動車損害賠償保障法】
自動車(原動機付自転車を含む)の運行中に他人を死傷させてしまった場合の損害賠償を保障する制度を確立することにより、人身事故による被害者の保護を目的とする法律。昭和30年(1955)施行。この法律により、公道を走るすべての自動車・原動機付自転車に対して加入が義務付けられる自動車損害賠償責任保険の制度ができた。自賠法。→自動車損害賠償責任保険
じどうしゃだんき【自動遮断器】
過大な電流が流れると、自動的に回路を遮断する装置。ヒューズ、ノーヒューズブレーカーなど。
じどうしゃでんわ【自動車電話】
自動車の中に設置された電話。無線通信により、一般の電話と同じように走行中の車内から通話できる。
じどうしゃノックスピーエムほう【自動車NOxPM法】
《「自動車から排出される窒素酸化物及び粒子状物質の特定地域における総量の削減等に関する特別措置法」の略称》窒素酸化物(NOx)や粒子状物質(PM)など自動車から排出される大気汚染物質の環境基準値達成および排出削減を目的として制定された法律。平成4年(1992)に首都圏・阪神圏を対象に制定された「自動車NOx法」を改正し、削減対象物質に粒子状物質を加え、指定地域を中京圏まで拡大したもの。平成13年(2001)成立。削減対象物質の基準値・排出ガス基準を満たさない車両の運行禁止・登録規制などが規定されている。
じどうしゃほけん【自動車保険】
自動車の所有・使用・管理に関連して生ずる損害を塡補 (てんぽ) する目的の任意保険。損害保険の一種。自賠責保険の不足分を補うもので、対人賠償保険・自損事故保険・搭乗者傷害保険・対物賠償保険・車両保険・無保険車傷害保険の6種類がある。