じょうしきがくは【常識学派】
常識哲学を説いた学派。スコットランド学派。
じょうしきてつがく【常識哲学】
18世紀、スコットランドに興ったイギリス啓蒙 (けいもう) 哲学の一派。バークリーの主観的観念論やヒュームの懐疑論に反対し、数学・論理学の公理、因果法則、外界の実在、自我の存在、善悪の区別などを人間の本性上自明な根本原理とし、これを常識の原理と名づけてあらゆる道理の基礎とした。T=リードおよびその学派(常識学派)に始まる。
じょうしきまく【定式幕】
歌舞伎舞台の正式な引き幕。右から萌黄 (もえぎ) ・柿 (かき) ・黒の3色の縦縞模様があるもの。昔は、各座で色や配色順が異なった。江戸に起こり、明治期に上方へ伝播 (でんぱ) 。狂言幕。
出典:青空文庫
・・・を合せた途端に、何か常識を超越した、莫迦莫迦しいことをしはしない・・・ 芥川竜之介「お時儀」
・・・険思想 危険思想とは常識を実行に移そうとする思想である。 悪・・・ 芥川竜之介「侏儒の言葉」
・・・て平凡な、しかも最上常識的なものであった。「旦那、この革鞄だけ持・・・ 泉鏡花「革鞄の怪」