[名](スル)
  1. 劇などを上演すること。「一幕物を—する」

  1. 特定株式債券銘柄特定商品を、証券取引所(金融商品取引所)または商品取引所の市場において、売買取引の対象とすること。

[名]一つ一つの条項。個々の箇条。「右の—を厳守すること」
[ト・タル][文][形動タリ]草木の枝が乱れ茂っているさま。「柳—として風に騒ぐ」
    1. 「柳嚲 (た) れて—の烟を欄に吹き込む程の雨の日である」〈漱石虞美人草

ふだん。つねづね。

人間として普通感情

「慎む心になるが—であろう」〈紅葉・二人女房〉

  1. 実際事情実情。「—を考慮する」

  1. 刑事訴追を行うかどうかの判断や刑の量定にあたって、斟酌 (しんしゃく) される事情通常、犯人の性格・年齢・境遇など。

[名・形動]この上なくよいこと。非常によいこと。また、そのさま。上乗。「—の出来とは言いがたい」「首尾は—だ」

[名・形動]

  1. この上なくすぐれていること。また、そのさま。上々。「—の出来栄え」

  1. 仏語。最上の乗り物、すなわち教えである、大乗のこと。

[ト・タル][文][形動タリ]
  1. 話などが長くてくどいさま。「—たる弁舌

  1. 入り乱れているさま。「紛々—」

[ト・タル][文][形動タリ]いく重にも重なり合うさま。「—たる峻峰 (しゅんぽう) 」
[ト・タル][文][形動タリ]
  1. 風がそよそよと吹くさま。

    1. 薫風—として菜花黄波を揚ぐ」〈織田訳・花柳春話

  1. 長くしなやかなさま。

    1. 「—と裾を引きながら」〈秋声仮装人物

  1. 音声が細く長く、尾を引くように響くさま。「余韻—たる笛の音」

[ト・タル][文][形動タリ]乱れて落ち着かないさま。ごたごたするさま。
  • 「文を求むる者、銭を乞う者、—として絶えざりき」〈秋水・兆民先生〉
[ト・タル][文][形動タリ]穀物が豊かに実るさま。「—たる田園

出典:青空文庫

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